こんにちは、獣医師のまるんなです。
鍼灸や漢方を処方する際の診断・治療理論として用いられるのが、陰陽や五行学説です。
陰陽五行学説は古代中国で発展し、すべての自然現象を説明する理論ですが、中医学でも診断治療の理論として用いられています。
陰陽のバランスがどのように崩れているか、身体のどの部分で主に症状が出ているかを診断して、最も適した漢方薬や鍼灸治療を処方します。
外側に現れている症状が同じでも、処方する漢方薬等が異なるのはこの陰陽五行学説によるものです。
例えば下痢を治す場合も熱邪(陽)が原因の場合は熱を取り、寒邪(陰)が原因の場合は暖める漢方を処方します。鍼灸でも同様に暖めるツボと熱を取るツボは異なります。
病院の検査で異常がみられない場合でも、身体の状態にあった処方をすることによって効果が見られる事例も多いことが東洋医学の魅力だと感じています。


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