こんにちは、獣医師の”まるんな”です。
ワンちゃんへの鍼治療として、イメージするのは腰痛への治療ではないでしょうか。
特にミニチュアダックス等の胴が長い犬種では、椎間板ヘルニアが起こりやすく、悪化すると外科手術が適用になることもあります。手術に至る程ではない場合の疼痛ケアや術後ケアでも鍼治療はとても効果的です。
東洋医学的には「不通則痛(ふつうそくつう)」という言葉あり、気の流れが滞っていると痛みが出る、と考え、鍼灸や漢方薬で気の滞りを取り除きます。科学的にも、鍼灸が血流を改善したり、筋肉の緊張を緩和する等して、痛みに効くことが明らかになってきています。
実際に鍼治療をしているとワンちゃん達がとても気持ちよさそうにしているのが良く分かります。特に鍼に微弱な電気を流す鍼通電をすると”うっとり”としていることがよくあります。これも、科学的には鍼通電でβエンドルフィンという鎮痛やリラックス効果のある神経伝達物質が出ることが分かってきています。ワンちゃんへ直接聞くことは出来ませんが、治療後の痛みはだいぶ良くなっているようです。

また、疼痛ケアだけでなく、鍼治療が自律神経にも作用しリラックス効果や免疫力を高める効果があることも分かってきています。病気の時だけでなく、身体のメンテンナンスとして定期的に鍼灸治療を受けるのもオススメですよ。
では、また


コメント