こんにちは、獣医師の”まるんな”です。
今日は五行説についてのお話です。
古代中国では人間と自然を含めた現象を木・火・土・金・水(もっかどこんすい)の5つの要素に分類しました。例えば、身体でいえば、肝は木、心は火、脾は土、肺は金、腎は水にあたります。
季節でいえば、春は木、夏は火、秋は金、冬は水に分類されます。
え、土が抜けてるよ?
そうですね、四季は4つですよね。実は土はそれぞれの季節の変わり目に当たります。それぞれの季節の直前の時期である立春・立夏・立秋・立冬を土の季節として土用と呼びます。土は身体では脾にあたり、消化・吸収機能を担っています。土用は消化機能が落ちやすいので、気をつけましょうということになります。夏の土用にうなぎを食べましょうと宣伝したのも、ここから発想したのかもしれませんね。

東洋医学で診断治療をする際もこの「木火土金水」のどこに異常があるのかを見極めて、そこを調節するツボに治療をします。ちなみにツボや経絡にも「木火土金水」があり、漢方薬にもこの性質があります。
鍼灸は肩こり、漢方薬は内臓系の失調に使うイメージがあるかもしれませんが、理論的にはどちらも同じように診断をして治療を行うことになります。もちろん、それぞれの得意分野がありますが。
春は木にあたり、肝の失調を起こしやすい季節です。肝はストレスによる失調がでやすいので、この時期は意識的にストレス対策をするのが良いですね。人のストレスは飼っている犬猫にも大きく影響します。
忙しい時期ですが、ちょっと空いた時間に意識的に深呼吸するのもオススメですよ。
では、また。


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